2014年09月03日

「医療保険の知識」に記載されている内容の一覧

このブログのカテゴリのひとつである「医療保険の知識」には、次のような内容が記載されております。

(1)医療保険の種類と分類
医療保険の分類については、様々な意見がありますが、個人的には次のように分類できると考えております。

定期型医療保険
終身型医療保険

ガン保険
上皮内癌(ガン)の定義

所得補償保険

実損てん補型の医療保険

(2)医療保険の給付金
医療保険の給付金には様々なものがありますが、もっとも基本点な給付金としては、次のようなものがあります。

入院給付金

手術給付金

(3)医療保険の特約
医療保険に付けられる特約は、保険会社によって違いがあり、また変わり続けておりますが、もっとも基本点な特約としては、次のようなものがあります。

医療保険に付けられる特約(1)

医療保険に付けられる特約(2)

以上のようになりますが、これらの詳細な内容については、1月29日のブログで紹介した機関のサイトが、参考になるかと思います。
posted by FPきむ at 19:45 | 医療保険の知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月26日

実損てん補型の医療保険とは

生命保険などに付加する医療特約や単品の医療保険は、入院給付金(6月11日のブログを参照)や、手術給付金(6月6日のブログを参照)の金額が、定額になっております。

つまり実際にかかった入院や手術の費用がいくらになっても、契約時に定めた金額の、入院給付金や手術給付金が支払われます。

それに対して損害保険会社から販売されている、実損てん補型の医療保険は、医療特約や単品の医療保険と同じような「定額の入院給付金」と、1回の入院で自己負担した費用を補てんする「治療費用保険金」が、基本の補償内容になっております。

注:定額の入院給付金と同じように定額の手術給付金が、基本の補償内容に含まれている商品もあります。

(1)定額の入院給付金
医療特約や単品の医療保険では入院初日から4日程度は、入院給付金が支払われない期間を設けている場合が多いのですが、これを「免責期間」と言います。

実損てん補型の医療保険はこの免責期間がない、もしくは短い期間の商品が多いのですが、入院給付金に「1入院あたりの限度日数」や「保険期間(7月18日のブログを参照)を通じた限度日数」がある点は、医療特約や単品の医療保険と同じになります。

(2)治療費用保険金
1回の入院で自己負担した下記のような費用は、治療費用保険金で補てんされますが、入院開始から180日位までにかかった費用といった、1入院あたりの限度日数が設けられている場合が多いのです。

【入院時の健康保険の自己負担分】
何かしらの健康保険制度に加入していれば、その制度から療養の給付(11月7日のブログを参照)が支払われますので、医療費の自己負担は診療費の1〜3割で済みます。

そして実損てん補型の医療保険に加入していれば、この診療費の1〜3割が、治療費用保険金として支払われますので、医療費の自己負担はゼロになります。

また入院費用が高額になり自己負担限度額(4月5日のブログを参照)を超えた場合、その超えた部分が払い戻されますので、入院費用がかなり高額になっても、9万前後の自己負担で済みます。

そして実損てん補型の医療保険に加入していれば、自己負担限度額の金額が治療費用保険金として支払われますので、医療費の自己負担はゼロになります。

【入院時食事療養費】
入院中の食事代は健康保険制度から、入院時食事療養費(11月9日のブログを参照)が支払われますので、1食につき260円程度の自己負担で済みます。

そして実損てん補型の医療保険に加入していれば、この自己負担分が治療費用保険金として支払われますので、入院時の食事代はゼロになります。

【差額ベッド代】
個室などに入院した場合には、差額ベッド代(10月31日のブログを参照)がかかりますが、実損てん補型の医療保険に加入していれば1万円程度を限度として、差額ベッド代にかかった費用が、治療費用保険金として支払われます。

ただ医師の指示や他の病室が空いていないなど、治療上の必要性があった場合は、1万円程度を超えて治療費用保険金が支払われます。

【先進医療の技術料】
実損てん補型の医療保険に加入している方が入院して、評価療養となっている先進医療(10月31日のブログを参照)を受けた場合には、自己負担となった先進医療の技術料が、治療費用保険金として支払われます。

【入退院や転院時の交通費】
実損てん補型の医療保険に加入している方には、入退院や転院時にかかった交通費の実費が、治療費用保険金として支払われます。

生命保険や単品の医療保険には、通院特約(7月9日のブログを参照)を付加できますが、退院後の通院でなければ給付金が支払われないという、デメリットがあるのです。

【親族の付添費】
実損てん補型の医療保険に加入している方が、体位変換や食事に介護を要するなど、保険約款(5月20日のブログを参照)に定める病状や状態などに該当して、親族が付き添いをした場合には、親族が付き添いをした時の交通費や寝具使用料などが、治療費用保険金として支払われます。

【ホームヘルパーの雇入費用や親族の託児所預け入れ費用】
家事従事者である実損てん補型の医療保険の加入者が入院した時に、ホームヘルパーを雇入れたり、同居の親族を託児所に預けたりした場合には、その費用が治療費用保険金として支払われます。

【諸雑費】
諸雑費として保険約款で定められた金額が、入院一日につき○○円という形で支払われます。

以上が実損てん補型の医療保険の特徴になりますが、今のところ実損てん補型の医療保険は保険期間が5〜10年程度の、定期型医療保険6月13日のブログを参照)のみになります。

ですから実損てん補型の医療保険だけに加入するのではなく、終身型医療保険(6月4日のブログを参照)をベースとして、住宅ローンの返済期間中など、特に補償が必要な期間だけ、実損てん補型の医療保険に加入した方が良いかもしれません。

追記:
入院時の食事代の自己負担となる「食事療養標準負担額」は、平成28年(2016年)4月から、段階的に値上げされます。

その値上げとは現在の「1食につき260円」が、平成28年(2016年)4月から360円になり、平成30年(2018年)4月から460円になります。
posted by FPきむ at 20:33 | 医療保険の知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする