2012年08月15日

生命保険や医療保険の仕組みと世の中の原理原則

生命保険や医療保険をテーマにした本、ウェブサイトやブログなどは多数ありますが、その中には具体的な商品名を挙げて、メリットやデメリットを解説しているものがあります。

FP(ファイナンシャル・プランナー)の方が解説しているものもあり、これから生命保険や医療保険に加入する方にとって、大変役に立つ情報だと思いますが、個人的には次のような理由で、あまり意味がないのではないかと思います。

■新商品は次々に開発される
保険会社は次々に新商品を開発したり、既存商品を改良したりしているので、具体的な商品に関する情報は、すぐに陳腐化してしまうのです。

■生命保険や医療保険に良いも悪いもない
個人的には生命保険や医療保険に良いも悪いもなく、その人にとって相応な保険が良い保険であり、その人にとって不相応な保険が悪い保険だと思うのです。

ところで中国には次のような諺があるのですが、

【飢えている人には、魚をあげるよりも釣り針をあげるほうが良い。釣り針をあげるよりも釣り針の作り方を教えてあげるほうが良い】

「魚をあげたら今日一日の飢えは凌げるが、食べてしまったら、また明日飢えてしまう。釣り針を与えれば明日以降も魚が釣れるが釣り針が壊れてしまったら、どうしようもなくなる」から、釣り針の作り方を教えてあげるのが、一番良いという結論になるのです。

なぜこの諺を引用したのかと言いますと、生命保険や医療保険の具体的な商品名を挙げて、メリットやデメリットを解説するのは、飢えている人に魚や釣り針をあげるようなものだと思うのです。

もし魚や釣り針(具体的な商品のメリットやデメリットに関する情報)がなくなってしまったら、飢える(どの商品を選べば良いかの適切な判断が下せなくなる)事になってしまうのです。

ですから具体的な商品のメリットやデメリットに関する情報より、釣り針の作り方に関する情報の方が大切になってきますが、釣り針の作り方に関する情報とは、生命保険や医療保険の仕組みに関する情報だと思うのです。

生命保険や医療保険の仕組みに関する情報とは、例えば次のようになりますが、詳細については「生命保険の知識」や「医療保険の知識」といった、カテゴリーを参考にして下さい。

・生命保険や医療保険には、どんな種類があるのか?

・生命保険の保険金や医療保険の給付金には、どんな税金が課税されるのか?

・生命保険の保険金や医療保険の給付金は、どんな理由があると支払われなくなってしまうのか?

・生命保険の保険金や医療保険の給付金は、いつまでに請求しなければならないのか?

また生命保険や医療保険の仕組みを理解した後に、世の中の原理原則を理解すると、どの商品を選べば良いかについての、適切な判断が下しやすくなると思いますが、世の中の原理原則とは例えば次のようになります。

・日本人は長生きである

・日本における少子高齢化は、どんどん進行していく

・人間は一般的に年齢が高くなる程、病気を患う確率が高くなる

・人間はいつ病気になるかわからず、いつ死亡するかもわからない

・日本は高齢者の医療費が問題となっている

・健康保険制度、医療技術、生命保険や医療保険の商品は変化する

・医療技術の進歩により、入院日数は短くなる傾向がある

・生命保険や医療保険はいつでも見直せるが、健康状態などによっては見直しができない場合がある

・子供はいつか大人になる

・デフレ(物価が持続的に下落を続ける現象)が長期間に渡って続いている日本は珍しい国であり、長期的に見るとインフレ(物価が持続的に上昇を続ける現象)が起こる可能性が高い

このような世の中の原理原則を理解しておいた方が良いのは、例えば「医療技術の進歩により、入院日数は短くなる傾向がある」という原理原則を理解していると、医療保険の入院給付金の日数を決める時に判断が下しやすくなるからです。

以上のような理由からこのブログは、具体的な商品名を挙げてメリットやデメリットを解説するのではなく、生命保険や医療保険の仕組みと、世の中の原理原則を解説するブログにしていきたいと思います。
posted by FPきむ at 19:56 | 保険専門ブログの説明と開設理由 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月31日

ブログ開設の理由

大学を卒業後に就職した会社で、ある生命保険会社の方から強引な営業を受け、生命保険に対する悪いイメージを持ってしまいました。

その経験から絶対に生命保険には入らないと心に決めましたが、その一方で会社から振り込まれる給与を、銀行の普通預金口座に放置したままで将来は大丈夫なのかという、不安もありました。

そこで考えたのは生命保険を初めとする金融商品について勉強し、それぞれの金融商品の中身を理解できれば、自分にとって必要な商品と不必要な商品を選別できるのでないかという事でした。

それから様々な本を読んだり資格を取得して、金融商品について勉強しましたが、生命保険のパンフレットに書いてある内容が理解できるようになったり、新聞の経済欄を見るのが楽しくなりました。

また現在の自分にとって、必要な金融商品を見分けられるようになったので、十分に納得したうえで生命保険に加入し、投資信託の積み立てを始めました。

このブログを開設したのはブログの読者の方々に、金融商品や社会保険に関する正しい知識を身に付けていただきたいと思うと同時に、ブログの読者の方々にとって、本当に必要な金融商品を選ぶお手伝いをしたいと思ったからです。
posted by FPきむ at 00:34 | 保険専門ブログの説明と開設理由 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする