2014年07月29日

「生命保険の知識」に記載されている内容の一覧

このブログのカテゴリのひとつである「生命保険の知識」には、次のような内容が記載されております。

(1)生命保険の基礎知識
生命保険の仕組みを理解するため基礎知識については、次のような内容が記載されております。

生命保険や医療保険の専門用語
生命保険と損害保険の違い

(2)生命保険の種類と分類
生命保険の分類については、様々な意見がありますが、個人的には次のように分類できると考えております。

【定期保険】
定期保険の定義
逓減定期保険と逓増定期保険の違い
収入保障保険の定義

【養老保険】
養老保険の定義

【終身保険】
終身保険の定義
利率変動型終身保険と変額終身保険の違い

【その他】
アカウント型保険の定義

(3)生命保険への加入
生命保険に加入する際には、次のような知識を頭に入れておくと、手続きがスムーズに進むと思います。

【保険料が割引になる制度】
健康体割引の定義

【告知義務について】
告知義務違反と審査医の過失

【生命保険の保障が始まる時期について】
責任開始時期

【生命保険に加入する際に渡される書類】
保険約款
契約概要
注意喚起情報

【生命保険に加入した後に渡される書類】
保険証券

【契約内容などに納得できない場合の制度】
クーリングオフ制度の定義

(4)保険料の支払いが困難になった場合
保険料の支払いが困難になり、猶予期間を過ぎてしまった場合には、生命保険は失効する事になりますが、解約返戻金を使って契約内容を変更するなど、次のような方法を活用すれば、失効を回避する事ができます。

猶予期間の定義
解約返戻金の定義

【解約返戻金の範囲内でお金を借りられる制度】
契約者貸付

【解約返戻金を保険料に充てる制度】
自動振替貸付

【契約内容を変更する制度】
払済保険
延長保険
契約転換

中途減額

【生命保険が失効した後の復活】
保険契約の復活

(5)保険金の受け取り
生命保険の保険金の受け取りについては、次のような内容が記載されております。

【保険金の不正な請求を防止するための制度】
契約内容登録制度と契約内容照会制度の定義
支払査定時照会制度の定義

【保険金の請求期限(時効)】
保険金請求権の消滅時効

【死亡する前に保険金を受け取れる制度】
高度障害保険金の支払事由と免責事由
指定代理請求制度の定義

リビングニーズ特約の定義

(6)保険料の支払いの免除
不慮の事故による病気やケガを直接の原因として、所定の身体障害や高度障害になった場合に、以後の保険料の支払義務を免除する、「保険料払込免除制度」というのがありますが、これについては次のような内容が記載されております。

主契約による保険料払込免除制度
特約による保険料払込免除制度

(7)団体信用生命保険
団体信用生命保険に加入している住宅ローンの債務者が、そのローンの返済期間中に、事故などで死亡したり、重度の障害を負ってしまったりした場合には、団体信用生命保険の契約をした保険会社から銀行に、保険金が支払われます。

その保険金は住宅ローンの返済に充てられますので、遺族はローンから解放され、今の家に住み続ける事ができますが、この団体信用生命保険については、次のような内容が記載されております。

ガン保障特約付団体信用生命保険

三大疾病保険(特約)
三大疾病保障付団体信用生命保険

(8)保険会社の経営破綻
保険会社が経営破綻して、その契約が他の保険会社に引き継がれた場合には、予定利率の引き下げなど、契約条件の変更が行われる可能性がありますが、これについては次のような内容が記載されております。

予定利率

生命保険契約者保護機構
保険会社が破綻した場合の更生手続

以上のようになりますが、これらの詳細な内容については、1月29日のブログで紹介した機関のサイトが、参考になるかと思います。
posted by FPきむ at 20:23 | 生命保険の知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月24日

告知義務違反と審査医の過失

生命保険や医療保険などの契約を締結する際には、危険測定の必要性から保険契約者もしくは被保険者に対して、重要事実に関する告知義務が課せられますが、もし告知義務違反があった場合には、保険会社は契約を解除して、保険金を支払わない事ができます。

しかし保険契約者もしくは被保険者に告知義務違反があっても、保険会社に悪意や過失があった場合には告知義務違反を理由として、保険契約を解除する事ができなくなります。

この悪意とは一般的な意味とは違い、ある事実について知っている事を示しますので、今回に関しては保険会社が、危険測定に必要な重要事実(例えば通院歴など)が存在する事を、知っていた場合を示しております。

つまり危険測定に必要な重要事実を知っていた場合(悪意)、もしくは不注意で知らなかった場合(過失)には、保険契約を解除する事ができなくなります。

ところで告知には「告知書によるもの」と、「医師による審査が必要なもの」に分かれますが、後者を行う審査医は告知受領権を与えられているため、「審査医の悪意や過失=保険会社の悪意や過失」と考える事ができます。

現在一般的に行われている検査としては視診、問診、聴診・打診(胸部および胸背部)、触診(腹部)、血圧・脈拍測定、測診(身長・体重など)、尿検査などです。

また一定額以上の高額な保険に加入する場合には、胸部レントゲン検査、血液検査、心電図検査などを行う場合があります。

そして審査医の過失の有無について判例は、「普通一般の開業医が用いる注意力を基準として、告知がなくとも通常発見しうるべき病症を、不注意により看過したか否かにより判断する」とされております。

ですから審査医は上記のような検査を行い、被保険者から告知のない重要事実を、通常の注意力で発見できなければ、それで足りるという事になりますので、それ以上に精密な検査を行う必要はないのです。

つまり最先端の医学的な知識や、特別な専門家の注意までは、要求されないという事です。

もし一部に異常(例えば血圧の異常)が見られたとしても、それ以上の重要な事実(例えば脳溢血での入院歴など)が被保険者から告知されず、他の検査項目に異常がなかった場合には、血圧の異常から考えられる、あらゆる病気の検査をしなくても、審査医に過失は認められないのが原則です。

また薬を服用している結果として血圧に異常が現れず、被保険者から薬の服用の事実を告知されなかった場合には、診査医が血圧の異常を見つける事ができなくても、審査医に過失は認められないのが原則です。

つまり余程の不注意がない限り、審査医の過失は認められないという事ですが、審査医の過失が認められなかった判例としては、以下のようなものがあります。

・肺結核に罹患している者に、打診・聴診で異常を認めず、血沈検査やレントゲン検査を行わなかった事例

・慢性肝炎患者がその事実を告げず肝臓ガンで死亡した場合に、血液検査のみを行い、生体検査まではしなかった事例

また逆に審査医の過失が認められた判例としては、非常に数は少ないのですが、以下のようなものがあります。

・慢性肝炎の患者に、点滴による注射痕があった事実を見逃した事例

・開腹手術の告知はなされていたのに、退院後の通院治療などの状況を質問確認しなかった事例

以上のようになりますが審査医の検査をクリアーできても、告知義務違反で契約を解除される場合がありますので、危険測定に必要な重要事実は、隠しておかない方が良いのです。
posted by FPきむ at 20:13 | 生命保険の知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする